• 雑記

「おいしいからいいじゃん」はイジる側の言葉じゃない

画像:イジられる女性

テレビ番組「世界の果てまでイッテQ!」が海外企画で捏造を行い、取材先の政府が顔を曇らせた…という件が興味深くてちょこちょこニュースサイトなんかでチェックしてたんですけど、中でもとりわけ視聴者であろう人たちの反応が趣深かったです。

  • 面白いから良いじゃん
  • 結果的に知名度が広がったんだし良いじゃん
  • 演出からお祭りとして定着すればいいじゃん

観測した範囲だと言い方の違いはあれど、まぁ概ねこんな感じ。これ相手の存在をガン無視してるよね…?というのが今回の主題です。

それは相手が使う言葉

前述の言葉ってやられた側の相手が使う言葉だし、やった側が使う言葉じゃないよなっていつも思うんですよ。「子供がやったこと」「客は神」「イジられたらおいしい」こういう言葉もそうですね。お前が言うなやみたいな。

まぁ変な話、今回の件ってイジりが失敗してんですよね。演出の善し悪しについては置いといて、大なり小なり相手が怒っちゃったわけですから。以前、ニコ生で人気動画投稿者が若手芸人のイジリに対して激怒、放送事故になってしまうという件があったんですが、それと根本は一緒だなという印象です。

イジリって基本的に相手が美味しい思いをすることが前提だと思ってんですけど、「相手を無視しても場が面白ければOK、イジられ側…?知らんな…」というのはただの失礼なアクションです。

「自分ってSだから」も同様

自分ってSだから〜と前置きして失礼なアクションを取る人がいますが、あれも同様で関係性が破綻している宣言です。なにせSはMがいなければ成立しない癖ですし、サドはマゾに、マゾはサドに快楽を与えなければならないという傍目から想像もできない実に哲学的な関係とも言えます。
つまり相手に快楽を与えられない以上、「自分はサディストだ」という言葉は失礼な言葉を浴びせる免罪符には成りません。宣言相手がSの場合は殴り合いを始め、屈服させて虐げられる快感に目覚めさせる…ぐらいの気概であればサディストととして名乗りを上げても良いかも知れません。

画像:財前時子様
アイドルマスターシンデレラガールズの財前時子様。名実ともに女王様だが、そうである為の努力は惜しまない努力家でもある © BANDAI NAMCO Entertainment Inc.

僕は誰かにイジられる側で、一度も美味しい思いをしたことがないので流石に「面白ければ良いじゃん」とは言えないですし、面白くもない不快な過去が思い出される分、や、やめてくれー!という感じです。
基本的に「イジり」というアクションはwin=winの関係を築かないと失敗だ…という認識が広まってくれると嬉しいです。まぁなんですね、お前も一度不快なイジりをされる側に立ってみればいいんだよ!!(唐突な怒り)

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