• 雑記

そろそろジェネリックけいおん!が出てもいい頃合いなんですよ

画像:放課後ティータイム

2019年1月現在、バンドリ!の第二シーズンやってるそうで。第一シーズンは「星の鼓動が聞こえるギター」という激烈ワードからヤバいニオイを嗅ぎ取り、放送前から生放送で足蹴にしまくったケジメとして全話通してちゃんと真正面から見たんですが、雑で気が利かない主人公と振り回される不憫なメンバー約二名、居た堪れない雰囲気の中フルコーラスで歌われるきらきら星、そして突然の廃校エンドでSUN値をガンガン削られて「もう見ねーよ!バッキャロー!」と血の涙を流しつつ棘の道のようなワンクールを走り抜けた苦い思い出があります。

記号と化していく担当楽器

面白いことに専門性の高い楽器になると楽器と演奏者の関係を深く意識せざるを得ないのに対し、軽音系の楽器となるとおざなりに描かれることが少なくなく、バンドをやっている記号としてなんとなしにギター?ベース?を持たされ、ちょっとワイルド風味な発言や風貌などをアビリティで追加されることも日常茶飯事に行われているようです。
※ちなみに僕はずっとバンドをやってましたが、有名な輩バンドを除いてバンドマンは良い人かクズかオタクが大体でした

超かっこいいロック像 © GungHo Online Entertainment, Inc. All Rights Reserved.

件のバンドリ!は楽器メーカーとタイアップしてるのが特徴らしく、初心者セットからは遠くかけ離れたクソ高い楽器(コラボモデルが60万、イージーモデルでも7万近く もう少し手心というか…ESP製なのでしょうがないところですが)で女の子たちが青春を駆け抜けているそうなんですが、その楽器の特殊性故に演奏者と楽器の物語を見出すことが難解で記号としてしか映らず、自分の中で女の子バンド青春モノの始祖である「けいおん!」が相対的に評価が上がっていくというバタフライエフェクトが起きています。

けいおん!が示すバランスと正解

リアリティが命というわけではないのですが、バンドが作品の中核を為すのであればある程度の関係の深堀はして欲しくあるわけで、正直に言葉にすると嘘を付くなら上手く付いてほしいなぁとバンドが好きな人間は浅慮します。

けいおん!はその辺かなりバランスが良く、唯のギターの購入の下りは琴吹紬のお嬢設定で「えぇ…」となるものの、資金繰りのためバイトをしたり、テスト期間中にもギターをガシャガシャやってしまう、特別編でのライブハウス周りの空気感などで相殺どころかお釣りが出てプラスになる現象が起きています。

また唯を除いてバンドや楽器に至る物語性が示されており、途中加入の中野梓に関しては自身の使用するフェンダー・ムスタングで荒いリフを弾く際はカート・コバーンっぽいシルエットを挿入するなど、くすぐり方を心得ていました。
※ カート・コバーンはフェンダー・ムスタングを愛用しており、またショートスケールでボディも薄く、女の子も取り回しやすいという特徴があります

カート・コバーンと赤いムスタング。ステージでよくバキバキにギターを破壊してましたが、ギター自体に愛着はあったらしくピックアップやブリッジの交換などは拘っていたそうな

要は初っ端から答えが出ているわけで、ある程度けいおん!に沿っていけば不正解にはまずならないはずなのに、ゲーム・アニメ問わず余裕でぶっちぎるのは何故。結局、正解が出てから10年経ってもバンドモノとしてのジェネリックけいおん!が出ることはなく今に至ります。
青春モノとしては「宇宙よりも遠い場所」が後継として出てくれたので、そろそろ…けいおん!の後を継ぐバンドモノが出てもいい頃合いなのではー!

pixivFANBOXで支援を始めてみませんか?